2007-04-24 第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
その中で論じられていることは、学校というのは社会的不平等の是正に対しては無力である、ですから、社会階層間をどうやって政治が手当てすることでその格差を是正できるかどうか、こういった論もあろうと思います。 私自身の実感として、以前私は市議会で仕事をしていたんですが、そのとき、選挙の前に同級生のうちを全部回りました。
その中で論じられていることは、学校というのは社会的不平等の是正に対しては無力である、ですから、社会階層間をどうやって政治が手当てすることでその格差を是正できるかどうか、こういった論もあろうと思います。 私自身の実感として、以前私は市議会で仕事をしていたんですが、そのとき、選挙の前に同級生のうちを全部回りました。
日本国憲法の社会的不平等を是正し、社会的弱者を守る視点に立って、庶民の暮らし、今、人権、平和、中小零細業者の営業と生活を守り、庶民の仕事と暮らしが十分保障される、こういったことを念頭に置いての行財政改革が必要だと、このように考えております。
近年の地価高騰につきましては、近ごろ地価の上昇率は鎮静化傾向にあるとはいうものの、価格は高どまりの状況を呈しており、国民の住宅取得の困難化、社会資本整備への支障、持っている者と持っていない者との資産格差の拡大による社会的不平等感の増大等が依然として大きな問題となっております。
ドイツのワイツゼッカーという大統領が一九八五年五月八日、まさにドイツでいえば戦争の終わった記念日でございますが、この日、こういう演説をしております、この経済力で諸民族の間の社会的不平等の調整に寄与する責任を担っていることを承知しておる。こういうことを、日本の総理大臣とか労働大臣とか、今の段階でもおっしゃる方がいないというのが日本の政治の不幸だと私は思うのですね。
これは調査会で十分議論をしていただかなければならぬことであろうと思いますが、そういう場合の優先順位というものが社会的に非常に――先ほどの海外の例なんかも、この移植手術に要する経費が相当高額のものもある、アメリカ等では一千万を超える大きな額になっているというようなことでありますから、経済的にそれだけの医療費を払い得る人に優先的に行われるというようなことになりますと、これはやはりそのこと自体が新たなる社会的不平等
一つは力の強弱、健康度というような生まれながらの不平等であり、他は社会的不平等であります。前者が後者によって増幅されてはならぬと言っております。性別に差異はありますが、社会的に同一にするにはどのような環境に置かるべきか、どのような施策が必要かということが我々になし得ることであり、身障者、年少者、老人についても同様なことが言えると思います。
今日の財テク、マネーゲームの風潮で所得階層間格差が拡大し、社会的不平等が一段と広がっていることは否めません。 そうした状況下でのマル優の廃止は、資産課税の中で取りやすい勤労大衆のとらの子の利子を懐に手を突っ込んで取るやり方で、許されるものではないのであります。蔵相の御答弁を求めます。 次に、減税財源問題で政府の態度を明確にしていただきたいと思います。
その前文に、いま政府委員が答えたのと同じようなことが載っておりまして「飢餓と栄養不良に悩まされている人々の地位は、彼らに対する社会的不平等、外国の植民地主義による支配、人種差別、あらゆる形での新植民地主義による差別および十分な解放を妨げている大きな障害を含む歴史的な環境から発生している。」というのが亀長さんがまとめられている前文の骨子であります。
○鈴木政府委員 その点、特に前文の中でいま御質問に関係する点は恐らく第三の点ではないかと思いますが、その要旨は、申し上げますと、飢餓と栄養不良の影響を受けている人々の状態は、植民地支配やあるいは現在も続いている新植民地主義等の社会的不平等というようなものを含む歴史的状況によって生じておるということを認識の一つとして掲げているということでございます。
しかし、一番大事なのは、開発途上国の七十七カ国グループというのもあって、大体食糧危機というのは異常天候だとかあるいは人口増加だというように言われていたのを、そうじゃない、特に開発途上国の飢餓と栄養不良に悩まされている人々の地位というものは、その国の人口が急激にふえたとかあるいは天候が悪いということではなしに、まさに彼らに対する社会的不平等と外国の植民地主義による支配に中心があったのだということを宣言
「飢餓と栄養不良に悩まされている人々の地位は、彼らに対する社会的不平等、外国の植民地主義による支配、人種差別、あらゆる形での新植民地主義による差別および十分な解放を妨げている大きな障害を含む歴史的な環境から発生している」こういうぐあいに高らかに宣言したんです。
インフレは国民生活を破壊し、所得格差の拡大、富の偏在など、社会的不平等をさらに拡大するものであります。今年の国民春闘がこうした社会的弱者の救済を掲げたのは、まさに当然なことと言わなければなりません。 また、その国の文化水準、福祉水準は、老齢者、母子世帯、社会福祉生活者の生活水準を見れば明らかになるといわれております。
インフレは国民生活を破壊し、所得格差の拡大、富の偏在など弱い者にそのしわ寄せをもたらし、社会的不平等をさらに拡大するものであります。したがって、今年の国民春闘がインフレ政策に反対し、インフレ弱者救済を要求しているのは当然の国民的課題なのであります。また、その国の文化水準、福祉水準は、老齢者、母子世帯、社会福祉施設生活者の生活水準を見れば明らかになるといわれております。
インフレは国民生活を破壊し、所得格差の拡大、富の偏在など社会的不平等をさらに拡大するものであります。ことしの国民春闘が、こうした社会的弱者の救済を掲げたのは、まさに当然なことと言わねばなりません。 また、その国の文化水準、福祉水準は、老齢者、母子世帯、社会福祉生活者の生活水準を見れば明らかになるといわれております。
全体り経済の引き編めの中で必然的に起きてくる社会的不平等を断固払拭するごとなくしては、経済の安定と建設に国民の協力を得ることは断じてできないでありましょう。
第三、「凡そ紛争動乱の誘因たるべき政治的、経済的、文化的、社会的不平等を排除し、人類階級のいかんを問わず、各その所を得させるために努力すること。」、第四、「文化的平和国家の確立のために、新憲法に於ける戦争放棄の精神をわが国是として堅持し、軍国主義の再燃を誘発するような危険を防ぐために、具体的方策を講ずること。」
このことは彈力性に富む点、或いは古い日本的な道徳観からしますれば、日本古來の美徳たる大きい者が小さい者を保護してやるという考え方、この頃の社会主義的考え方よりすれば、社会的不平等の是正ということも言えるんじやないかと思います。事実近時における租税の所得の中における支出の割合の増大は、副次的な以上のような効果を果しておるということが言えると思います。